格安SIMは電波が悪いのは嘘?圏外になったら試すべき対策

格安SIMを利用していると、時々電波が圏外になることもあります。しかし、これは格安SIMの電波が悪いわけではなく、利用状況など様々な事情が影響しています。では、万が一圏外になった時はどう対処すれば良いのでしょうか?

格安SIMは料金の安さが特徴ですが、電波が悪いと思っている方もいらっしゃると思います。圏外になってしまう場合もありますが、本当に電波が悪いのでしょうか。実は格安SIMと電波の悪さには直接的な関係が無いのです。

電波はキャリアと利用状況次第

格安SIMは、MVNOが各キャリアの回線を借りて運営しています。そのためキャリア回線の影響を受けやすく、電波の強弱が変わるのです。しかし近年はキャリアの回線品質も上がっており、さほど大きな差はありません。

圏外になる原因の多くは利用状況にあります。利用する場所によって電波が違いますので、圏外になった時は状況をチェックしてみると良いでしょう。

遮蔽物が無い場所へ移動する

電波は周囲に建物が密集している状況や、地下やトンネルなどでは入りにくいと言われています。このような状況で利用すると圏外になりやすいため、なるべく遮蔽物が無い場所へ移動してみましょう。少し移動するだけで電波の強さが変わります。

屋内は電波の干渉に注意

屋内で使用する多いと思いますが、圏外になることもあるので注意が必要です。特に気を付けたいのは電波干渉です。

例えばWi-Fiや他の回線など、様々な電波が入り乱れる場所は干渉を受けやすいので気を付けましょう。速度も遅くなりがちで、中々通信できない場合もあります。ただし、これは格安SIMに限った話ではありません。

利用する時間帯に気をつけよう

データ通信が混み合うお昼頃と、夕方~夜にかけては電波が不安定になる場合もあります。特に人が多い場所で利用すると、前述の電波の干渉などを受け、圏外になってしまうことも珍しくはありません。データ通信を利用する際は、利用時間にも気を付けたほうが良いでしょう。

料金と電波の関係性は無い

格安SIMは料金が安いですが、電波との関係性はありません。圏外になる方の多くが利用状況に左右されています。

ただ、近年は地下などでも電波が入りやすい場所も多く、圏外になる機会は少なくなっています。もし電波が入りづらい時は場所を移動したり、利用時間帯をずらしてみると良いでしょう。