格安SIMは高速データ通信が可能です。しかし、容量を使い切ってしまうと通信速度が遅くなってしまいますし、高速通信が不要な時もあると思います。データ通信量を節約したい方は、節約モードを活用してみると良いでしょう。
格安SIMのデータ通信量はプランによって違います。高速通信できるため、動画やストリーミングなども快適に楽しめますが、メールなどであれば回線速度は遅くても問題ありませんし、データ通信量がもったいないと言えます。使い方次第では、利用状況に応じて回線速度を切り替えることが必要でしょう。
節約モードを活用しよう
MVNOによっては、高速・低速通信を切り替えられる節約モードに対応しています。節約モードとは、回線速度が遅くなる代わりにデータ通信量を消費しないモードのことです。
データ通信量を節約したい時や、高速回線が不要な時に最適です。低速時の回線速度はMVNO次第ですが、200~300kbpsが一般的になっています。
任意に切り替えできる
節約モードは任意に切り替え可能なのが特徴です。例えば動画を楽しみたい時は高速通信をオンにし、SNSのチェックやメールチェック時はオフにするなど、フレキシブルに切り替えできます。
ただし、切替方法はMVNOによって異なります。事前に確認しておきましょう。
節約モードに適した使用方法
節約モードは回線速度が遅くなるため意味がない、と考えてしまいませんか?確かに意味が無いように思えますが、使い方次第では利便性の高い機能です。
例えばブラウジング、メールチェックであれば回線速度はさほど必要ありません。一方で動画やファイルのダウンロードをする際は高速な回線が不可欠です。しかしデータ容量を消費しますので、普段から高速通信を行っていると容量が不足するおそれもあります。
そのため、普段は低速でネットを利用し、必要時に高速通信へ切り替えるようにすれば、データ通信量の節約が可能になります。いざという時のために容量を取っておきたい場合に便利な機能です。
対応したMVNOを選ぼう
ただし、全てのMVNOが節約モードに対応しているわけではありません。対応したMVNOを選ぶことが重要です。現在は様々な業者がありますので、比較してみると良いでしょう。
節約モードは格安SIMならではの機能と言えます。使い方次第ですが、低速でも問題ない時は活用してみましょう。